アコースティック・ギターのお話。
ライトゲージからカスタムライトゲージに!
40年前はOvation のAdamas にミディアムゲージを張って弾いていた。
当時はGibsonの335ばかり弾いていたが、ある方のバック限定でOvationのAdamasを弾いていた。
純粋というかマーチンやギブソンのオーソドックスなアコギは殆ど弾くことはなかった。
高校生の時少し弾いてたくらい。
それでAdamasにミディアムゲージを張ってたのだが、その後、アコギを本格的に弾くことになったのは2023年から。
そう言えば2010年から、ある方のバックでガットギターをライブで10年弾いていたこともあったな。
しかし自分はエレキギターがメインの人だった。
だからアコギは殆ど弾いてなかったような状況。
そしてみやりかとライブを始めるに至ってアコギを弾き始めた。
そしてライトゲージを張ってこれまでライブをやってきた。
しかしここ最近、何か違うと思い始めていた。
もっと単弦の音を繊細に出せないのか?
と。
正直言って、自分はこれまで、67歳になるまで大きな勘違いをしている。
弦は太い方が良いと。
それだげを信じて弾いてきた。
そう、意外に幼いんだよね。
そして俺はストロークでガシャガシャ弾くスタイルじゃないので、もっと前に気づくべきだったのだと思う。
そしてヤイリのギター(WY-1)を中古で手に入れたのだが、そのギターにはエクストラライトが張ってあった。
細くてエレキギターみたいだった。
しかし!
ギターが良いのか、しっかり鳴っているし、単弦の音がなんとも言えない繊細な音が出せる。
やはりエレキギター弾きの俺には、これは使えるとすぐに思った。
しかしやはり細すぎるのでカスタムライトを張ってみた。
するとここ最近思っていた何か足りないのその足りなさが見つかった。
確かに少し頼りない。
この弦を扱うには優しさが必要。
ということは少し力を抜く。
これ、年老いた今の自分には全てにおいて大切なことで、カスタムライトゲージとの出会いでまた大人になった?いや、爺になったのかと思った。
しかしもっと早く気づいていたらとも思うがこれが自分。
この歳、67歳にしてなあ。
色んなことに対して力を抜くきっかけをカスタムライトが教えてくれたように思う。
しかしゲージが001下がるだけでこんなにも手が楽になるとは?
ギターもテンションが少し緩んで笑っているかも?
7/16のライブからカスタムライトで弾きます!
えぬ爺