素敵なアーティストに巡り会い、その人の曲を作品化する。
これまでにもこんなことはやってきたけど、作品をリリースするだけで、その曲の立体感が無いというか、その曲の背景にあるものとかあまり出していない。
ここ最近はみやりかの作品が中心で、みやりかのシェーグレン症候群を乗り越える為と思ってどんどん作品をリリースしてきた。
まあこれはこれで良かったが、みやりかの作品も、もっと背景にあるものを伝えていくことを考えなくてはならない時期だと思う。
それはみやりかとも考えて、作品の背景にある、みやりかのシェーグレン症候群をみやりかがもっと露出することを今計画してやっている。
まもなくそれも公開出来る状況になっている。
いずれにせよ、6月6日にリリースする中村さんの「Darling」は、リリースする迄にドラマになるような背景が沢山あり、この作品は、それを伝えるために、コサエルミュージックで新企画を立ち上げるきっかけにもなった。
それでその新企画は、「The ENISHI ~縁~」!

ずばりそのものというタイトル。
オフィシャルサイトまで作っての企画。
「The ENISHI ~縁~」オフィシャルサイト
https://cosaelumusic.com/enishi
そこに「Darling」をリリースするまでのことを書き綴っている。
作品の背景にあるものをこれほどしっかり出してのリリースはこれまでになかった。
振り返るとみやりかの「つづく。」で少し出したくらい。
やはりこれは必要だと思った。
特に今の時代、新しいことが目まぐるしく生まれ、その背景を見る間もないくらいに世の中が動いている。
そしてAI(エーアイ)。
人が人を必要としなくなりつつある。
どんどん世の中で人の存在も平面的になりつつある。
そんな時代にこそと思って、コサエルミュージックは、新企画、
「The ENISHI ~縁~」という企画を立ち上げた。
コサエルミュージックの代表の戸倉さんはもう古希を過ぎていつも嘆いている。
「そうじゃないんや」
が口癖になったのかと思うほどに「そうじゃないんや」と叫び続けている。
そして今、戸倉さんと抱えている不安は同じ。
この「The ENISHI ~縁~」でリリースするような作品が出てくるのだろうか?
「縁」すら煩わしく思っている人も多い。
正直言って今の自分もそうかも知れない。
歳のせいか、あまり人と付き合いすることを面倒くさく思うようになってきている。
特に自分の場合は、作品を作る時間を最も大切にしているから一人で居る時間を一番大切にしている。
良くないのかな?
しかしこの度の中村さんとの縁から生まれた「Darling」は自分にも一石を投じてくれた。

明日6/6で67歳になるが、中村さんの「Darling」は最高の贈り物を頂いたように思う。
「The ENISHI ~縁~」の次の作品が生まれるように、自分も考え直していきたい。
まだまだやることはある。
enu-G