消去法

ありがたい話

最近、ある人より嬉しいことを聞いた。
何より嬉しいこと。

みやりかと二人でやってるデュオ、き❌(KIBATSU)は消去法で音楽をやってると話していたと。

これは本当に嬉しい。
その通りなんだよね。

歳を重ねて一番わかったこと。
音楽は消去法でやること。

どれだけ音を省いて空間を作るか。
それによって歌が浮き出る。
しかしこれは本当に難しい。
空間はキッチリしたリズム、タイミングの空間じゃないといけない。

最近、き❌(KIBATSU)では、シャッフル系の16ビート、8ビートの曲を看板にしようと、アコースティック・ギター1本で何よりグループを出そうとしている。

アコースティック・ギターでのシャッフル系の16ビート、8ビート。
ギターのボディーをタップして弾いている。(スラム奏法?)

カッティングの間。
そこが肝心。

そして右手の触れる弦をデリケートにしないと汚い音になる。
弦を絞って弾く。

こういう弾き方、これまでなかったから苦労している。

しかしこれがき❌(KIBATSU)の特徴になりかけている。

それとこれは以前から心がけていることだが、アルペジオにしても1弦をコレと言った時にしか弾かない。
これもある意味消去法で、歌のバックでの音域を、あえて狭くして歌を前に出す。

アレンジも同じ。
どうしてもいろんな音を入れたくなるが、やはり歌をジャマする音は要らない。

そしてやはり空間。
間。
この間が緊張感を作ってくれる。

こういうことを考えていることを少しの人にでもわかって貰えたというのが何より嬉しい。

別にこうやっていますというのを前に出すつもりはないが、少しの人にわかって貰えているということはとても嬉しい。
何度も言うが、これは本当に嬉しい。

消去法なんだよね。

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