とうとい話…20240124

感性。

人の感性に触れる喜び。

この歳になればそういう喜びが増えてきた。

昨夜は金沢市山側在住のシンガーソングライター、沼田さちえくん、さっちゃんのレコーディング・リハーサルだった。

実は今、私が最も楽しんでいるのは彼女の感性。

おもしろい！

高田渡さんの「生活の柄」を歌ったのを聴いてから彼女の感性にハマっている。

島倉千代子の曲、「さざ波のように」でシマクラしたかと思うと、シューベルツして「悲しくてやりきれない」！

年齢の割におもしろい曲を選ぶ。

こうやって人の曲をカバーしても必ず自分の歌にしてしまう。

その、してしまう力を持っているから彼女のオリジナルは当然一番良い！

昨日レコーディングした2曲面白い。

魚がいないんだよ！

そして馬が走るんだよ！

これから彼女が作品を残していくのが楽しみ。

こうやって人の感性で楽しめる。

人の感性で楽しめるようになって音楽が更に面白くなった。

最近アレンジした「すいぞくかん」の麻貴虹ことマキちゃんもそう。

自分の方が長いこと音楽やって来てるのにマキ様の前に居ると全て教えて貰う立場に変わってしまう。

面白い！

音楽に携わって生きる人生。

200年生きられたら楽しいだろうな。

まだまだこうやって続けていきたい。

とうとい話

沼田さちえくんの「雑な生活」というアルバム配信中なので是非お聴きください！

沼田さちえYouTubeチャンネル