ろくでもない話…20240122

6でもない話

ピックは完全に捨てた。

そう、みやりかのライブをやり始めて完全ににピックを捨てた。

この歳になれば消去法。

やっと捨てる勇気が出てきた。

何を捨てる。

音を捨てる。

40年ほど前、JAZZにハマっていた頃、1小節の中に音を詰め込んで「間」もなくスペード感に酔っていた。

そして約20年ほど前かな?

自分のギターがだんだんと嫌になっていった。

しかしこれも大好きなブルースという音楽が「間しかないやろ」と以前から警鐘を鳴らしてくれていたから救われた。

そしてコーネル・デュプリー大先生に多くのことを学びギターを弾き続けてきた。

そしてガットギターを弾いてライブのお仕事を10年くらいやった頃から更に音の断捨離が始まった。

そのついでにピックも使わない傾向に。

ソロを弾く時は親指で弦を弾く。

たまに人差し指と中指も使って。

基本は親指で弾き下ろす。

するとピックを持って弾いてた時のように思うようには弾けない。

だから音数が減る。

そしてハンマリング・オン、ハンマリング・オフも多用して弾くようにもなった。

それがしっくりときて音の断捨離に弾みがかかった。

ガットギターを弾く際は右手の親爪の爪も伸ばし、ピックを持っていた時とはスタイルが変わっていった。

そしてだ。

ガットギターを弾いていた頃は爪がお元気で爪の長さも整えて弾いていたのだが。

前期高齢者と認定された辺りから爪が薄くなり使い物にならなくなった。

すぐ割れる!

だから今は右手の薬指だけつけ爪を付ける事態に!

老化だ。

昔学校で、

「廊下を走るな!」

と言われた。

今は下りの階段で、

「老化よ走るな!」

と手すりを持ってボソッと呟いてる。

何を隠そうこれが現状。 

ピックを捨てて音は沢山断捨離したが、体は俺の許しを得ず体のパーツを断捨離し始めたか?

しかし一箇所、サムピックとまではいかないが、厚くしっかり肉がついてきた。

右手親指の弦を弾く時に当たるところ。 

これがもっと膨らんだらこの親指の膨らみで弦をアップダウンで弾けるかも! 

そう、ウェスになれるのかも?

モンゴメリー家は許してくれないだろうが。  

ギターを弾くと言うことは歳を重ねても試行錯誤だけは継続中。

ろくでもない話し

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