5年ぶりに歌い直して配信リリースした「月が割れそう 2024Ver.」。
これは今のみやりかの等身大の「月が割れそう」。
ここ数年シェーグレン症候群で苦しみながらも歌って、ライブも続けているみやりかの等身大の歌。
本来ならボーカルのピッチなど、修正するが、今回の「月が割れそう」では、ノイズを取ったくらいで殆ど触っていない。
いや、触らないでおきたかった。
5年ぶりに歌い直した、ありのままのみやりかの歌をみんなに聴いて欲しかった。
今、シェーグレン症候群で苦労しながらも頑張って楽しんで歌っているみやりかの等身大の歌をこの「月が割れそう 2024Ver.」で残したかった。
だからオケも少し変えたくらいで基本のアレンジはそのまま。
ストリングの音もあまり良くない。
全体にクオリティとしてはあまり良くない。
しかし5年前のオケで歌うことにより、みやりかの歌がより分かると思った。
しかし本当に良くなった。
5年前のバージョンは、みやりかの歌ではなかった。
オケと全く融合もしていなくて、何か安っぽい歌に聴こえてきた。
それを「暗さと幼さの融合」などと言って、何とかみやりかのイメージを付けようとしたが、それも納得してはいなかった。
これはみやりかが一番気づいていた。
そして5年経ってみやりかは自分の歌を見つけた。
みやりかが喋ってる延長で歌ってるのがこの「月が割れそう 2024Ver.」
歌詞を書いて曲を付けている自分が一番よく分かる。
こういう歌い方をして欲しかった。
月のうさぎになって欲しかった。
5年前は、地球にいて、たまに月を見て、
「うさぎねえ?」
って普段は月の存在に無関心な女性が歌っている感じだった。
しかしこの5年間、おやすみ工房で100曲以上、リリース作品もこの「月が割れそう 2024Ver.」で40曲になる。
この5年間、新しい歌をただ歌うだけでなく、一度歌った曲も育て続けていたみやりか。
そしてやっと等身大の歌が歌えるようになりつつある。
この「月が割れそう 2024Ver.」はそんな等身大のみやりかのほぼ無修正な歌です。
お聴きくださいませ。