「老いの耳」から「敗北者」

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11/18は金沢市円光寺の音SPOT cafe & bar Jam で「The Limited Take」というアコースティック・ライブだった。

何年ぶりかに台湾のシンガー、寒雲さんとのデュオ。

急に出演となったので昔取った杵柄を利用してのライブになるかと思ったがやはり年月は無駄に流れていない。

「老いの耳」は寒雲さんの歌声を以前より聴く力がついたのか感慨深くギターが弾けた。

これも10年近く重ねてきた寒雲さんとの音楽の賜物なのかな。

昨日は「The Limited Take」ということでいつもの演奏にいつもと違う何かを加えて演奏するというライブ。

自分は!

福井のアコースティック・デュオのまさよしにはアコースティック・ギターで!

西村薫ちゃんのセットにはエレキギターで!

富山の明月友賀さんにはアコースティック・ギターで!

そしてラスト、フィリピンズデッドさんにはエレキギターで加わらせてもらった。

まず、多くの方のバックでギターを弾かせて頂いたことに何より感謝します。

そして全て楽しくギターを弾かせて頂いた。

それは「老いの耳」を持ったから。

歌っている人の歌と歌詞がしっかり聴ける。

改めてそれが「老いの耳」。

何年ぶりかに寒雲さんの歌詞だけでなく、まさよしの二人の歌詞、そして明月友賀さんの歌詞、そして西村薫ちゃんの歌詞、フィリピンズデッドさんの歌詞がしっかり耳に入ってくる。

これが「老いの耳」。

歳を重ねるという事はなかなかいい事だと思ったひと時だった。

そしてギターを弾かせて頂くことで触れる人の感性。

これが至極のひと時!

自分の曲では得られない世界の中で弾けるギター。

その世界で「老いの耳」だからこそ聴こえるものがある。

そんな今回のアコースティック・ライブ「The Limited Take」!

やれて良かったと思う。

さあ、Vol.2はあるのだろうか?

それより今日弾かせてもらった曲は何時でも弾けるようにしておこう。

Vol.2の前にそれが大切。

ご来場者の皆様、ありがとうございました。

そして演者の皆様、お疲れ様でした。

最後に私たちBeautiful Gap!

変なタイトルだけでなく変な曲ばかり作った自分を少しばかり責めた。

西村薫ちゃんの「ここにいる意味」「シーグラス」や明月友賀さんの「コントラスト」「はんぶんこ」、寒雲さんの「生きる」「私の天使」などの後に

「くびれなきゃ」「自由席」「海老」「試着室物語」!

なんだこれは?

しかしだ!

この変なタイトル、変な曲を歌い切れるのは我らがボーカリストのみやりかしかいない!

西村さん、明月さん、寒雲さん!

歌えるかこの曲!

こうやって強がったところでどうにもならない。

最後にフィリピンズデッドさんが歌った「敗北者」がこれまでで一番身に染みたライブだった。

enu-G

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